カミ3ぽ

打合せの隙間時間に神保町散歩。本館より徒歩10分でこのクオリティーの展示(無料)を鑑賞出来る幸せを噛みしめる。良質を求める水川ゼミの学生は必見です!WEBより要予約

名称:TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING—機能と笑い」
会期:2023年10月13日|金|― 22日|日|(10日間)11:00-19:30(最終入場19:00)
会場:KANDA SQUARE HALL 東京都千代田区神田錦町2-2-1 神田スクエア2F・3F
入場:事前予約制・無料
主催:株式会社竹尾
総合プロデューサー:竹尾 稠
企画・構成:原 研哉+株式会社日本デザインセンター原デザイン研究所
協賛:王子エフテックス株式会社、大王製紙株式会社、ダイニック株式会社、大和板紙株式会社、中越パルプ工業株式会社、特種東海製紙株式会社、日本製紙株式会社、北越コーポレーション株式会社、三菱製紙株式会社、リンテック株式会社
特別協力;日本製紙連合会

「PACKAGING―機能と笑い」は文字通りパッケージという営みを、異なる二つの視点から見つめ直す試みです。
「機能」では、古典的な素材でありながら、テクノロジーや印刷加工技術の進展によって大きく変化している紙の近未来に目を向けます。
物流が暮らしのインフラとなり、運ぶという営みが多様化した今日では、簡便で機能的な紙器への期待が自然とふくらんでいます。
一方で、環境負荷や資源循環の観点から、紙の役割や守備範囲が変わりつつあります。プラスチックの代替品にとどまらず、紙という素材に新たな光が当たろうとしている今日の状況下で、天然の繊維からどんなかたちが立ち上がり、どんな新しい価値が生まれてくるのかにご注目ください。
「笑い」では、パッケージの魅力に情緒の観点から迫ります。素朴で飾らない、それでいて引き込まれる容器や包装の力には、誰もが覚えがあるはずです。今回はキュレーターとして迎えた梅原真氏に展示物の選定を一任し、一定の価値観で笑いを探求する「篩の目」になっていただきました。
今日の社会や世界へ、どんなメッセージを送ることができるか。
「機能」と「笑い」。二つの観点から「PACKAGING」の可能性を探求します。

竹尾ペーパーショウとは
紙の専門商社 竹尾が1965年より開催している紙とデザインのイベントです。同展を通じ、紙を様々な角度と視点から掘り下げ、時代を牽引する多数のデザイナーとともに、その意味と価値を追求し続けています。本展で49回目を迎え、業界唯一そして最大規模のイベントと評されています。