1017D便り

他にせねばならない事も沢山ありますが、思い付いたら「カタチ」にせねば、何も始まらない世界。研究室に少し居残り、日課の如く図画工作。頭で考えるばかりでなく、手で探す事を大切にしています。

本日のメイン材料は演習室に転がっていた廃材(押出発泡ポリスチレン)。決め手は加工のし易さ、軽量など色々ありますが、なんと言っても「質感(固有色含)」。

定規とカッターで「サクサク」と廃材よりサイズを切り出す。金属をメイン材料としていた人間にとって、この加工の手軽さはありがたすぎる。

手で触って発見する遊び(試作)なので、細かい事は気にせず、イメージ優先で進めて行きます。

サクサクサクサクサクサクサクサク…

耐水ペーパー(紙やすり)でカタチを整えてニュアンスを出したり、別素材を差し込んで接着したり…

小さな強力マグネットを埋め込んでとりあえずカタチになりました。作業時間は15分程。

合理性は皆無だが、ちょっぴり生活が楽しくなる?かも知れないプロダクト「まがいものをあいす」(試作品)。こんなたわいも無い「遊び」もビジュアルデザインで楽しめることの一つだと考えています。

ミルク味も!