ビジュアルクリエーションの「種」を見つけるべく、授業や会議の隙間時間に大人の図画工作。研究室の小型カッティングプロッタを利用したTシャツ作りにチャレンジしてみました。以前、アイロンシートを利用してのTシャツ作りを「ケンデバ」にて紹介しましたが、今回は「ステンシル技法」を利用してみます。いつも通り、皆が手を出しやすいように手軽さを最優先。さて、どうなる事やら… 乞うご期待!
グラフィック系アプリで図案を作成。
使い古したクリヤーファイルをリサイクル。1シートに加工し、カッティングプロッターにて図案をカッティング。
当然ですが、内側のカタチが抜け落ちない様な図案が求められます。
レイアウトを決め、図案が切り抜かれた「ステンシルシート」をスプレー糊(55)などで軽くTシャツに固定。
今回はシルクスクリーン印刷用のインクを利用してみました。(アクリル絵の具などでも可能)
ステンシル用の筆や刷毛もありますが、今回は手軽に手に入るスポンジ(柔らかめ)を使ってみました。
※もちろんエアーブラシやペイントスプレーなどを利用しての着色も可能。
シルク用インクをスポンジにつけて、上からポンポンと塗り込んでいきます。
インクが乾き切る前にステンシルシートを剥がすとこんな感じで仕上がりました。この後、アイロン(クッキングシートごし)等で定着させたりするようです。
数字の「1」を表す図案は、リスペクトするレゲエミュージックの先駆者の一人であるボブ・マーリーの楽曲「ONE LOVE」へのオマージュを示しています。1017Dは大人の都合で子供達が犠牲にならぬ未来を願っています。
今回は塗りムラや擦れなどの「味」を活かしたかったので「ステンシル技法」としましたが、同じステンシルシートにて、シルクスクリーンとスキージを利用して刷ればもっとシャープに仕上ります。皆さんもお手軽なオリジナルTシャツ作りを是非楽しんでみて下さい。
※大型カッティングプロッターがDCL-1に設営されています。お気軽にご利用下さい。
※ずぅゼミ学生は1017D研究室にて無料で利用可能です。(小型なのでA3サイズ位まで)