フミ3ぽ

打ち合わせのついでに銀座までフミ散歩。銀座でギャラリー巡りをするアートファンには知らない人はいないと思われる奥野ビル。相変わらず味わい深い空気感をビル全体で醸し出しておりました。未体験の方は、銀座最古の手動式エレベーターに1度は乗る事をお勧めします。

※かつては旧銀座アパートメントと呼ばれ、銀座界隈でも屈指の高級アパートだった「奥野ビル」。1932年築の本館と1934年築の新館が左右対称に並ぶ6階建で、民間の住居ビルとしては日本初のエレベーターを備えたモダンなアパートでした。現在は約20店のギャラリーが入居。銀座最古の手動式エレベーターは必見。

佐藤 卓 展 「TIME」
2024年4月29日(月) ~ 5月11日(土)  12:00 ~19:00 (最終日17:00まで) 会期中無休
ギャラリー巷房:104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル3F+B1F

「Self‒Build 中坊壮介」

第788回デザインギャラリー1953企画展
期間:2024年4⽉17⽇(水)-6月10日(月)最終日午後5時閉場
営業⽇・営業時間をご確認ください。
会場:松屋銀座 7階 デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティー

この度、⽇本デザインコミッティーでは、第788回デザインギャラリー1953企画展として、「Self‒Build 中坊壮介」を開催いたします。
中坊壮介⽒は⾃⾝の⽣活体験から、デザイン、製造、使⽤から再⽣までを考慮し、家電製品、家具、⽣活雑貨など様々なプロダクトをデザインしてきました。使⽤される素材の探求、流通コストまでを踏まえたそれらの製品は、国内外で⾼い評価を得ています。
タイトルの「Self-Build」は、農産物や樹⽊を原料とした素材で、⾝の回りのものを作る。⻑く使い続け、可能であればリサイクルし、ものが寿命を全うしたらコンポストへ。⾃分の⼿の届く範囲の⼩さなサーキュレーション。既存のものづくりに加え、新しい素材や道具を⽤いた現代のものづくりとそのサイクルのデザイン、この趣旨を意味する⾔葉です。本展では、この趣旨を反映した未発表⾃主制作のプロダクトを中⼼に、⾃⾝がデザインした近年の製品約15 点、壁⾯⼀⾯にはダイアグラムによる解説を展⽰します。
マスプロダクションを⾒据えた実験的製品デザインの展⽰をぜひご覧ください。

主催:⽇本デザインコミッティー

⽣活に必要な道具を、⾝近な素材を使って⾃分で作る。そんな当たり前の営みが、ずいぶん遠いものになってしまった。デザインは何かを特別に⾒せたり、誰かを驚かせるためのものではない。中坊壮介のデザインが魅⼒的なのは、いつも真ん中にその当たり前があるからだ。

展覧会担当 :鈴⽊ 元