千駄ヶ谷にてフットサルの後、40年来の友人の展覧会を観に青山までフミ散歩。昔から変わらぬ世界観。穏やかで優しい気持ちになれる空間に癒されました。金工演習を履修予定の学生は是非!
photo: Yousuke Otomo
岩田 綾「くものいえ You are close by」
2024年3月23日(土)〜4月5日(金)
11:00AM〜6:00PM
最終日3PMまで
Gallery5610
2021年の初個展「くものいえ」から3年ぶりの個展となる岩田綾。
この期間、フランス・リモージュ美術館の展覧会への招聘、イタリア・ベルガモの国際七宝会議の展示と講演、イタリア・パレルモ大聖堂への作品収蔵など、国外においても精力的に活動を続けてきました。今回は岩田のライフワークである分骨壺「くものいえ」―大切な人が生活の一部にあるかたち―が、さらに身近な存在になる作品として発表されます。
また、初めての作品集(ブックデザイン高橋歩)も発売します。 ― ギャラリー5610
Kumonoie シリーズは私の代表作で、その名の通り”雲の上に建つ家”を表現しています。
天国で自分や大切に思う人たちが住む家をイメージして制作したものです。
今回の個展は従来の箱物から、より身近に感じられる「ブローチ」としての”Kumonoie”がメインとなります。
展覧会のタイトルの副題にある”You are close by”は「いつもあなたのそばにいるよ」と旅立った愛する人からの囁きです。ブローチの裏側には水晶で作られた小さな家が収納されていて、実際に遺骨遺灰を入れられますが、先に旅立った大切な人をそばに置きたい気持ちを納める家なので、物質的なものではなく、心、魂、が帰ってくる家なのかもしれません。
それぞれの”くものいえ”には、それぞれのエピソードが描かれています。
どうぞ併せてお楽しみ下さい。 ― 岩田綾
岩田 綾(Aya Iwata )
1967年 東京生まれ
1994年 東京芸術大学美術研究科修士課程工芸専攻彫金修了
大学修了後制作活動開始。公募展、グループ展等、国内外で参加。
1995年〜 東京都立工芸高等学校非常勤講師
2009年〜 武蔵野美術大学非常勤講師
研究室に作品集を置いてあります。気軽に観に来てください。
復刊記念展のお知らせ
『りんごの村』新装復刊記念
河野鷹思のグラフィックデザイン展
京都と東京、二つの書店にて
復刊を記念して、初版『りんごの村』の制作をはさんだ1930-60年代にかけての河野鷹思の仕事の一部を、本や雑誌を中心に展示します。
<京都>
誠光社:4月1日(月)~15日(月)
10:00~20:00 最終日は18:00まで
京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
<東京>
森岡書店:5月7日(火)~12日(日)
13:00~19:00 最終日は18:00まで
東京都中央区銀座1−28−15 鈴木ビル1階
会場では、『りんごの村』をはじめ、河野鷹思初期作品集『青春図會』、『りんごの村』の見開きをモチーフにしたオリジナルハンカチや河野鷹思のモビールなどのグッズ、ポスターを数量限定で販売いたします。
東京では会期中にトークイベントの開催を予定しております。
お問い合わせ=スパティオ5610/東京都港区南青山5-6-10 / 03(3407)5610 / info@deska.jp