デザドロ(デザインドローイング演習)にてご指導頂いている素直先生の個展を観に帝国ホテルまでフミ散歩。とても優しい気持ちになれる「素直ワールド」を堪能させて頂きました。是非!
丸山素直展
Sunao Maruyama Solo Exhibition
会期:2023年11月1日(水)- 11月30日(木)
会場:KAIGADO Galllery (帝国ホテルB1 アーケード)
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-1
時間:月-土 10:00-18:00 日祝 10:00-17:00
11月1日(水)から11月30日(木)まで企画展「Sunao Maruyama Solo Exhibition」を開催致します。
東京を拠点に国際的に活動する丸山素直は、絵画、イラスト、ワークショップのデザイン、テキスタイルデザイン、ミュージシャンとして、教育者としてなど、領域やメディアを横断する活動で知られています。
本展は丸山氏の絵画の個展になります。本展のための新作シリーズ「green house」や、丸山氏が2013年よりライフワークとして花を描き続けている作品シリーズ「hanabana」などの作品群を展示します。
丸山氏の作品の特徴は、”身の回りにあるもの”の観察と、彼女自身の”空想世界”が独自の表現で融合されている点です。
「green house」シリーズは、窓やとびらのような、どこかへの入り口を想像させる大きな形状に、日常に”ありそうな風景”と”空想の風景”が融合された世界が描かれています。鑑賞者との接点として描かれているありふれたモチーフたち。そこを起点に鑑賞者は自然な流れで作家独特の空想世界に誘われます。
「hanabana」シリーズは、一枚の紙に一つの植物が描かれています。そこに描かれた植物からは彼女自身の植物への温かい眼差しや丁寧な視点がみてとれます。細部まで描かれている花の中心部と大胆に省略された花びら。豊かな色のグラデーションと省略された形状。瞬間的にその植物の特徴を捉えて描かれる線と綿密に色を重ね、時に大胆に省略して描かれるhanabana。丸山氏独自の視点で描かれた植物は、その植物の形を楽しみ、色を楽しみ、香りを楽しみ、そこにたたずむ植物を楽しむ。作品から作家自身の純粋な喜びを感じ取ることができます。
本展は違うタイプの作品群で構成されていますが、それぞれの作品群からは共通して、作家独自の観察眼を通して表現される純粋な日常への賛美が感じられます。作品は私たちに日常の事象に心を傾けることへの希望を与え、私たちの想像力を刺激し、新たな視点を与える道標となるでしょう。是非会場でご高覧ください。
※紹介文はギャラリーのHPより抜粋させて頂いています。